じゃぽにじぇんぬ生活

パリジェンヌから昇華した新しい日本女性の生活を模索するブログ

とりあえず断捨離

こんにちは.しょあんぬです.

 

「じゃぽにじぇんぬ」という生活スタイルを確立することを目指すわけですが,最近の私は色々考えすぎて混乱しているので,とりあえず,要らないものを捨てようということにしました.

捨てるといっても,物だけではありません.パソコンの不要なブックマークを消すこともそうですし,今まで固執して持っていた考え方とか,そんなにやりたいと思っていないことをやめるのも断捨離なのではないかと思って,少しずつですが実践しています.

これはパリジェンヌの考え方に影響を受けていると思います.

パリジェンヌの一人,ドラ・トーザンさんの著書に「好きなことだけで生きる」という本があって,これも書店で見つけてつい読んでしまったのですが,この,「好きなことだけ」というのが断捨離に通じる気がします.断捨離というよりは,片付けコンシェルジュ,こんまりさんの「ときめく片付け」(ときめくものだけを残して,それ以外を捨てる片付け法)に近いかな.

 

パリジェンヌに憧れると,服とかも全て,10着とかにしたいと思いますね.でも,私はいきなり無理をしなくてもいいと思います.「多すぎるから減らさないと」と自分を急き立てると精神的にも良くないから,数にはこだわらずに,まずは自分の周りを「本当に好きなもの,ときめくもの」だらけにすることを考えたほうがやりやすいかと.もともと持っていたのが100着で,好きなものだけを選んでいたら少しは減ったけどまだ80着残ってる,とかでもいいと思うのです.

 

パリジェンヌに憧れるけれど独自の「じゃぽにじぇんぬ」を構築したい私としては,現時点でパリジェンヌのような格好よさ,お洒落さを持たない自分を否定しないことが大事なのではないかと思います.フランスと日本ではまるで環境が違うはずで,パリジェンヌの格好いい生き方というのは,パリの独特な環境で,パリジェンヌの親に育てられたから,生まれつきのように備わっているのであって,パリジェンヌと自分を天秤にかける必要はないでしょう.

だから今はあえてこう考えようと思います.「格好よくなくても,お洒落じゃなくてもいいじゃない?」と.パリジェンヌに憧れるあまり,自分の中の何かを否定しようとしてしまう自分にまずはブレーキをかけて,まずは自分をまっさらにすることも,「じゃぽにじぇんぬ」になる第一歩なのではないかと.

「じゃぽにじぇんぬ」はどうやってつくるか

こんにちは.しょあんぬです.

じゃぽにじぇんぬは,パリジェンヌの良いところ(名残)を取り入れつつも,日本女性オリジナルのかっこよさ,お洒落を加えた,パリジェンヌとも,これまでの日本女性とも全く異なる,新しいスタイルにしていきたいと考えています.

 

パリジェンヌの良いところはたくさん見つかるので今後取捨選択していくとして,日本女性オリジナルのかっこよさ,お洒落について考えてみたいと思います.

 

ところで,私は次のような謳い文句になぜだか違和感があります.あくまでも私個人の感覚なのかもしれませんが.

 

「美しい日本を取り戻す」「日本の誇り」

 

なぜ違和感があるかというと,なんだか,無理矢理かっこつけているようなイメージがあるのです.政治家の方がこういう表現をすることが多いためか,ちょっと仰々しいというか,確かに国に誇りを持つことは良いことなのかもしれないですけれど,それを日常生活で考えるのは少し不自然な気がするのです.「日本に誇りを持とう」と言われると,あまのじゃくな私は,誇りを持つのが逆にかっこ悪いように感じてしまいます.もっとライトな表現がないものでしょうか.もっと肩の力を抜いた,「なんか日本っていいよね」くらいのスタンスがほしい.もしくは,わざわざ「日本の誇り」と表現しなくてもいいような,かっこいい存在をつくりたい.それを,「じゃぽにじぇんぬ」にしたいというのも考えています.

 

あと,「取り戻す」という言葉にも違和感があります.それは,私たちがすでに何か大事なものを失っているということ,昔の良き日本を大事にしようということを言いたいのでしょうが,取り戻すだけで良いのでしょうか.あるいは,これからも古き良き日本のままでいいのでしょうか.

取り戻すというよりも,時代に応じて進化すると考えたほうが,前向きな表現なのではないかと思います.ダーウィンの進化論では,強い者ではなく,適応できた者が生き残るといいます.取り戻すことに躍起になっていては,世界の変化で適応できなくなりそうです.例えば日本の何かしらの良さが失われたとしても,別の良さが時代の変化に応じて生まれてくる,良さを新たに作り出すことも可能だと思うのです.

 

こんなことを言っていますが,私は日本の伝統文化が好きです.そのうち話しますが,風呂敷は本当に大好きです.でも,風呂敷を使うことを,「美しい日本を取り戻す」ことだとは思っていません.風呂敷の文化を取り戻すのではなく,新たにつくっちゃえばいいじゃないですか,と思っています.なんだか屁理屈みたいになってしまいましたが(笑),「取り戻す」という表現に後ろ向きな印象を受けるので,それを変えたいのです.「じゃぽにじぇんぬ」がその一助になればと思います.

 

そういうわけで,「じゃぽにじぇんぬ」は「美しい日本を取り戻す」ような生活スタイルではなく,「日本の誇り」となるようなものにもしません.なんかお洒落でかっこいい,そして,時代によって変化する柔軟な日本女性の生活スタイルにしたいです.

「じゃぽにじぇんぬ」命名の由来

パリジェンヌにも劣らない,お洒落でかっこいい生活スタイル「じゃぽにじぇんぬ」.なぜこの名前にしたのかをご説明します.

 

まず,パリジェンヌと全く違う名前にすることも考えたのですが,そもそもこの生活スタイルを創造しようと考えたきっかけはパリジェンヌですので,リスペクトも込めて,その名残は残そうと思い,「ジェンヌ」は使おうと.「たからジェンヌ」とかも言いますし,なんとなくかっこいいイメージがありますよね.また,日本女性のスタイルですので,正式な書き方はアルファベットでもなくカタカナでもなく,柔らかいイメージのひらがなにしようと考えました.

 

最初は,「じゃぱりじぇんぬ」がいいと思ったのです.「じゃぱん」と「パリジェンヌ」のハイブリッドみたいな感じで.でも,これは却下.理由は2つあります.1つは,フランス語では日本のことを「ジャパン」ではなく「ジャポン」と言うため,「じゃぱりじぇんぬ」にしてしまうと,英語とフランス語が混じったみたいで変だと思ったからです.もう1つの理由は,「パリジェンヌ」が根強く残ってしまうこと.パリジェンヌとはまた別の存在を確立しようとしているのに,これでは真似っこのままではないかと考えました.

 

そこで命名したのが「じゃぽにじぇんぬ」.パリジェンヌの名残は残しつつ,日本人女性のフランス語訳「japonaise」を加え,自然なフランス語っぽい造語になりました.google検索しても引っかからなかったので,きっとこれは私の造語?(笑)

じゃぽにじぇんぬを目指す!(このブログの趣旨について)

はじめまして.しょあんぬです.

新しい日本人女性のスタイル,「じゃぽにじぇんぬ」を模索したくてこのブログを始めました.

 

突然ですが,皆さんは,パリジェンヌと聞いてどんなイメージがあるでしょうか.

服を10着しか持たない,ブランドは気にしない,お洒落でかっこいい,自分の考えを持っている,ワインが好き,基本的にスリム….ざっと挙げるとこんなところでしょうか.少なくとも,幾冊かのパリジェンヌ指南本を読んだことのある私にとってはこんな印象です.

 

最近,パリジェンヌの生き方について書いた本が書店に多く並んでいて,パリジェンヌのようになりたいという憧れを持つ日本女性が多いですね.私もその一人です.書店でそういう本を見つけると反射的に読んでしまいますし,フランス語を勉強しているのも,いつかパリで,短期滞在でもいいから,現地の人みたいにかっこよく生活してみたいという密かな願望があるからです.

 

しかし,そんな自分を客観的に見て,ふと思ったことがあります.果たして私は,パリジェンヌをただ真似しただけで,現地のパリジェンヌと並んでも見劣りしないような女性になれるのだろうか.

パリジェンヌの本を読んでいると,彼女たちの言っていることをしっかり実践すれば,自分もパリジェンヌの一員になれると思いたくなりますが,パリジェンヌはあくまでも,「パリで生活する女性」です.私たちがパリジェンヌの生き方をそっくりそのまま実践したとして,私たちがなれるのは「パリジェンヌっぽい日本人」です.(パリに住めば日本人でもパリジェンヌになれるのかもしれないけど.)

 

私たちはなぜパリジェンヌに憧れるのでしょうか.パリジェンヌそのものになりたいと思うよりも,パリジェンヌのようなかっこよくてお洒落な生き方をしたいと思うからではないかと.

でも,かっこよくてお洒落な生き方は,パリジェンヌだけのものでしょうか.それは違うと思います.日本人の女性にも,かっこよくてお洒落な生き方はできるはず.というか,その権利があると思うのです.

だったら,私たちなりのかっこよくてお洒落な生活スタイル,「じゃぽにじぇんぬ」を模索してみたいと考えました.

 

パリジェンヌの生き方で,良いと思うことは取り入れつつ,そこに「じゃぽにじぇんぬ」ならではのオリジナリティを加えることで,パリジェンヌとはまた別の味がする存在になることができるのではないか.

 

僭越ながら,このブログで「じゃぽにじぇんぬ」のスタイルをつくり,ゆくゆくは外国の人に憧れられるような生活スタイルを構築していくのが夢です.

 

あくまでも私の生活で考えたことをつらつらと述べていくだけですが,そこから何かが見えてくることを期待して.