じゃぽにじぇんぬ生活

パリジェンヌから昇華した新しい日本女性の生活を模索するブログ

助けてもらえる人になる?

こんばんは.しょあんぬです.

 

メンタリストDaigoの本を読んでいるところです.

内容は,「助けてもらう人になる方法」.

一見,ちゃっかりしていてずるい人みたいな感じですが,少し読んでみると,周りに隙を見せて助けてもらい,それに対して感謝を表すことで良い人間関係が構築できるという内容.

そういえば私は人に助けてもらうのが下手だと,本屋さんで見つけて思わず購入してしまいました.

 

スキルアップがとやかく唱えられる昨今,周りを頼ってはいけない,自分のスキルを高めて,なんでも自分でできるようにならなくては,という焦りがあります.また,「私はこれができる,あれもできる」と言いたくて,みんなにすごいと思われたくて,自分の中では得意だと思い込んでいることを周りにアピールしがちですが,逆に,自分の欠点をチャームポイントとして売り出す(?)のも必要なのかーと思いました.なんでもできる社長が,あえて「これは苦手」と,実際は苦手でもないことを社員に頼み,社員に感謝の意を表することで,その社員の自信を高めるということもあるそうです.

 

生態学と経済学では「トレードオフ」という概念があるのですが,端的に言えば,相反する2つのことのバランスを程よくとるということです.今回の場合,相反する2つのこととは「自分の得意なこと」と「苦手なこと」ですね.苦手なことだらけでも「ダメな人」レッテルを貼られるけれど,得意なことをアピールしすぎるのも,周りに劣等感とか妬みの感情を抱かせたり,「あの人は助けなくても大丈夫」と思われて,助けてもらえなくなる恐れがあるということですね.

 

これからさらに読み進めようと思うのですが,「助けた人に好意をもつ」というのが目からウロコでした.